ごあいさつ

2019年春、劇団☆新感線39(サンキュー)興行の前半戦として地方公演で大好評を博した『偽義経冥界歌』が、後半戦のトリを飾るべく2020年、再び始まります。

前半戦の大阪の初日から、金沢、松本と、なかなか行けない地方公演を経て、いよいよの東京公演、勝手知ったるTBS赤坂ACTシアターが開幕! そして大千秋楽の福岡は、九州の商業演劇の殿堂! 博多座!!

地方公演終了後、約10ヶ月の熟成期間を経て、再び上演するのは新感線史上でもあまり例のない公演です。再演ともちょっと違う、まだまだ血の通った熱さを持ったままの時期に、地方公演で皆さまからもらったパワーを加え、更に煮詰めて皆さまにお届けいたします。前半戦でご覧になった方も、これからご覧になる方もお楽しみいただけること間違いなし!!

今回は新感線史上最多の殺陣シーンの数々も見所の一つ。新感線には4度目の参加ですが“いのうえ歌舞伎”シリーズには初参加となる生田斗真さん、新感線初参加の中山優馬さん、藤原さくらさん、新感線参加組のりょうさん、早乙女友貴さん、山内圭哉さん、新感線にカムバック出演した橋本さとしさん、そして劇団員の面々、過酷な運動量を乗り切ったみんなのチームワークは前半戦で発揮したとおりですが、そこに、橋本じゅんに替わって三宅弘城さん、新谷真弓さんに替わって山本カナコが参加、後半戦を盛り上げます。

『偽義経冥界歌』そのタイトル通り今回は“歌”が鍵となります。印象的な音楽と、老いも若いも所狭しと舞台を走り回る新感線の王道時代活劇! 是非ご堪能くださいませ。