Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン~
Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン~『劇団☆新感線の2016年夏秋興行は、生田斗真主演!宮藤官九郎氏書き下ろしのヴァンパイアものです!!』っと、スポーツ紙に露出してから、はや、2ヶ月、「で、どうなのよ?なんなのよ?」と世間の皆さまをヤキモキさせ、演出のいのうえもヤキモキさせ、ついでに私もヤキモキさせられておりましたが、先日、宮藤官九郎さんから第一稿を頂戴いたしました!!
 まごうこと無く、ヴァンパイアものです!! 生田斗真君はビジュアル系バンドのヴォーカルです!! 生バンドです!! 間違いない!! しかしながら、それ以外に想像を遙かに超えた展開に、私のアゴが前につき出たことを報告させて頂きます。メチャクチャ面白いです!ハンパないです!ここに内容を書き連ねることが出来ないのが残念です。
 
 宮藤ワールドが新感線とMIXされて大きな渦巻きになって、劇場を取り囲んでいく様が目に浮かんできます。独特の世界観の歌詞に、音楽の岡崎司さんの絶妙なツボを押さえたメロディが、観る人の心を鷲づかみにするでしょう。
 前作のいのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK『乱鶯』のビター感とは、全く逆方向に直球で向かう、今回は“おもしロック活劇”です!(OmoshiRock-Katsugeki)

 出演者の面々は、もはや準劇団員ともいえる小池栄子さんをはじめ、『ロッキー・ホラー・ショー』でいのうえ演出を受けた中村倫也さん、意外にもお付き合いは長いのに共演したことがなかった篠井英介さん、初めての新感線体験をされるであろう神山智洋君、徳永ゆうき君、紘毅君、そして頼もしいいつものバンドの面々に翔君も加わって、うちの頼もしい劇団員の面々とレギュラーの面々。まさに、何があってもガッチリ受け止める強力なメンバーでおおくりします!<br>
 そして、主演の生田斗真君が、17才で初めて劇団☆新感線の舞台に触れて、いい大人の人達が馬鹿なことに  一生懸命に汗かきながら挑んでいることに衝撃を受けたように、今や、ご自分がその衝撃を与える側になったことをどのように受け止めているのか、お聞きしたいところです。この舞台、生田君の暴れっぷりに依るところが大きいです! 全力で一生懸命馬鹿なことに取り組んでいただきたいと思います!! 乞うご期待!!!

劇団☆新感線 / 制作 柴原智子